DAHON Route(2013)を徹底チェック! フレーム&フォーク編




ぽんたです。DAHON ROUTE(2013)を徹底チェック! まずはフレーム&フォーク編です。




素人のメジャー測定なので誤差あります。便宜上、バンドルポストとシートポストを取り付けた状態での採寸です。変則的な測り方でスミマセン。

サドルからハンドルまでのコックピット長は、シートポストをリミットラインまで上げ、ハンドルをサドルと水平になるように調整した状態で測定しています。

ステム交換でポジションを調整するようなことができない自転車なので(ハンドルポジションチェンジャー等を使えば多少は可能)、トップチューブ長よりコックピット長で測ってみました。

シートチューブ角とハンドルポスト角を見ると、上に開いたハの字のような関係になっており、サドルとハンドルの双方が上がるほどその間の距離が遠くなり、下がればそのぶん近くなります。

フレームの材質はDalloy Aluminum、フロントフォークはHi-tensile steelとあります。

気になる実測重量は
フレーム 2420g (ヘッドセット込み)
フォーク 741g (クラウンレース込み)
となっております。

お次はDAHON独特のアレ。




リアオーバーロックナット寸法の126mmは、ひと昔前の規格ながら、現在でも安い自転車によく見られるサイズ。7速までならポン付け可能な寸法です。やり方次第で8速以上の改造も十分視野に入ります。

ですがフロントの74mm、コイツは目の上のたん瘤です。ホイールを他のものに交換しようと思ったら、この幅に合うフロントハブ、あるいは前ホイールを探す必要があります。

シートポストの適合径33.9mm。これもDAHON独自規格。他製品へ交換となると選択肢は限られます。

このスーパーオーバーサイズのシートチューブ、実測したところ外径41mmでした。シートポストクランプやFDバンド(台座)にも専用品が要ります。

なお画像中に記載がありませんが、BBハンガーはBSCねじのシェル幅68mmです。ここは一般的な規格。塗装が乗っているためか実測では69mmぐらいありました。






承知の上ではありますが、細部はいろいろと値段なりの出来であることが見て取れます。ボトルケージ固定ボルト穴ひとつとってみても、ネジ部に塗料が厚く乗っていてM5のボルトが入っていきません。




フロントフォークのDAHONオリジナルは74mm幅だけではありません。ステアリングコラムの内側にネジが切ってあるのは他では見かけない方式ですね。六角穴の開いたでっかいボルト(ヘッドセットネジ)はヘッドのプリロード調整だけでなく、ツバ付き固定ボルトとして安全上の役割も担っているようです。

フォークコラム長は111mmです。20インチDAHONにはここの長さが2種類あって(LockJaw系フレームは除く)、もうひとつは123mmというサイズ。ルートのフォークをアルミ製のものに交換する際にはコラム長111mmのものを選びましょう。また固定ボルトもアルミフォーク用とスチールフォーク用ではサイズ(径)が違うので、同時に交換が必要です。




最後にヘッドセットなんですが、情報が少なくてよく分かりません。オーバーサイズのゼロスタックアヘッドセットということぐらい。ベアリングは一見シールドタイプのようにも見えますが、ゴロゴロ感があるのでバラ玉のベアリングかもしれません。上下の黒いプラパーツはカバーで、なくても実用上は問題ないようです。(割の入っているヤツは必要です)ルートのヘッドセットを交換するのは不調をきたした時ぐらいでしょうか。

ということで、DAHON ROUTE(2013)徹底チェック! フレーム&フォーク、そしてオマケのヘッドセット編でした。

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