DAHON Route カスタマイズ #01 シートポストの取り付け


ぽんたです。いよいよ組み立て作業に取り掛かります。どこから手を付けようかと迷ったのですが、取り付けが簡単ということで、まずはシートポストから行ってみたいと思います。

以前の投稿で、 シートポスト選びのポイントを考えてみました。しかしいざ買おうと思うと、どのタイプも一長一短あって悩ましいところです。

私自身は標準的な体型なので、体重制限等の使用条件は気にしません。捨て難いのはやはりセットバックです。

こんなときにはさしあたり、価格から絞るのが手っ取り早いということで、購入金額に上限を設定しました。

7千円を超えてくるようだと財布的に厳しいものがあります。そうなるとコントロールテック製(純正)や、Ternのシンテース製は候補から外れます。

さらにサドルとの兼ね合いでKOREも候補外。アダプターで通常のサドルにも対応するようですが、どのみち価格的に構想外となってしまいます。(アダプターが結構高いため)

純正1本締めアルミポストはすでにYEAH号で使用中。同じものは面白くないということでこれも除外します。

残るは中華製ストレートポストです。軽さは魅力ですが、入手性の悪さが難点。ヤフオクかAliexperssか、それともeBayか。 どこから買ったものかと腰を上げられずにいたところ、偶然にも目の前に現れたのがこちら。



BIOLOGIC ZORIN ポストポンプです。すっかり忘れてました、この変わり種。 普通に買うと結構いいお値段なのですが、4千円程度で入手できる機会を得たため、これで行くことにしました。

シートポストを取り付ける

実際に手にした第一印象は……とにかく重いです。思わず素振りしたくなる重量感ですね。



それもそのはず。中身を見てみると、まさにフロアポンプそのものです。空気入れ付きのシートポストというより、サドル取り付け可能なフロアポンプと言ったほうが近いかもしれません。

肝心のポンプ機能は、さすがに携帯ポンプとは段違い。圧倒的なエアボリュームでスコスコと空気が入ります。100PSI以上の加圧も可能ということでした。



バルブの口はアダプターを介して米/仏式に両対応。ホースも十分な長さがあり、まさにフロアポンプ並。これで軽ければ文句なしなのですが……。



実測してみると733gという堂々たる重さ。さすがにこれは堪えますね。そんなユーザーのため、というわけでもないのでしょうが、 中身を抜き取った状態で使うことも出来ます。



ポンプ部分の重さは178g



抜き取ったあとの重量は555gとなりました。YEAH号で使用中の純正1本締めポストは573gなので、それより少しだけ軽いようです。



ポンプ機能以外の部分では、純正1本締めポストと似通ったプロファイルです。レールクランプ部からMINラインまでの距離も同じで、 セットバック量もほぼ同等です。

やぐら部分に関しては、純正1本締めと比較するとレールを咥える長さが若干短くなっています。



ということで取り付けてみました。見た目は……普通ですね。こうしてみるとセットバックがよく分かります。ポストに目盛りが振ってあるのも便利です。

とりあえずは中身を抜いた状態で使ってみます。ポンプ付きを買った意味がなくなってしまいました。ですがふたたび中身を入れる機会もきっとある……いや、ないかも。

ルート全体の重さは、ポンプを抜いたにもかかわらず、標準シートポスト装着時と比較して、なんと15gのアップ! いきなりの重量増からスタートです。



そう考えると標準シートポストは良く出来てますね。長さも十分、事実上のセットバックもあるし、別体やぐらに不具合でも起きない限りは、あれで十分な気がしました。それでもあえて交換するのであれば、やはり軽さを重視すべきなのかもしれません。私もいずれ機会があったら、軽量ストレートポストを試してみようと思います。


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