DAHON Route カスタマイズ #03 新ホイールセットの構想を練る


ぽんたです。今回から数回にわたって、カスタムのなかでも大物中の大物、ホイールセットの調達に挑みます。

まず最初に、情報の整理も兼ねて要件と希望を書き出してみました。

ルート(2013)に取り付けるための条件
  • ホイールサイズETRTO406
  • リムブレーキ対応
  • 前輪オーバーロックナット寸法74mm
  • 後輪オーバーロックナット寸法126mm
ぽんたの希望
  • 8速以上対応
  • カセットスプロケット
  • 軽量かつ高性能
  • なるべく安価
これらすべてを満たすホイールセットは果たして存在するのでしょうか? 完組ホイール、ショップ組ホイール、手組ホイール、それぞれの可能性を考えてみます。
  • 完組ホイールの場合
    ルート(2013)にポン付けできる完組はないと見て良いと思います。フロントの74mmはともかく、リアの126mmという要求が完組には難しい。126mmは基本的に7速までの幅なのです。「130mmのものを強引に入れれば良いのでは?」と思うかもしれませんが、それは鉄製ロードフレームなどでの話。チェーンステイを省略し、ぶっといアルミの2本脚で支えるルートのようなフレームではやらないほうが賢明です。実際に手元のロード用ハブで試してみましたが、取り付け自体は可能だったものの、度を越えた無理を感じました。
  • ショップ組ホイールの場合
    ショップに手組をオーダーすることで、ルートに合うホイールを組んでもらうことが可能です。しかしそれにはまず信頼できるショップを探す必要があります。同時にある程度の出費も覚悟しなくてはなりません。ルートをもう一台買えるほどの金額になる可能性も。
  • 手組ホイールの場合
    自由度の高さなら手組みにかなうものはありません。リア126mmで10速なんてことも思いのまま。反面、専用工具を用意する必要があったり、作業にとっつきにくい部分もあります。費用は選択するパーツや工具によってピンキリです。
以上のようなことからルート(2013)の場合、完組ホイールの導入は難しいことがわかります。そうなると残る選択肢は、「ショップに依頼かそれとも手組みか」ということになりますが……。

今回は手組ホイールでいくことにしました。なんだかんだ言っても、やっぱり自分でやったほうが面白いんですよね。結果あまり良い物にならなくとも、まあそれはそれでOKということで。

そうと決まればさっそく準備開始です。ハブの調達や組み替え、スポーク長の計算と注文などなど、やらなければいけないことが山盛り! と言うわけで次回に続きます。

2 件のコメント :

  1. そんな時は暗黒技術研究所がありますよ。

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    1. yosiko2さんこんにちは!
      暗黒技研の活動やyosiko2さんの投稿は、
      いつも楽しく拝読しております。
      なるほど暗黒技研さんの門を叩くのも良い方法ですね!
      ぽんたも手に負えなくなったら、
      泣きながら駆け込むかもしれませんが、
      そのときにはよろしくお願いします。

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