DAHON Route カスタマイズ #04 74mm幅フロントハブの調達



ぽんたです。前回お伝えしたとおり、ルートの新ホイールを手組みすることにしました。さっそく必要なものを揃えます。

74mm幅のフロントハブを手に入れる

まずはフロントハブです。一般的な100mm幅のフロントハブと違い、ルートに合うフロントハブは74mmです。

DAHON用のホイールを自前で組もうと思ったら、最初に直面するのがこの問題ですね。74mmのハブを扱っているお店が非常に少ないのです。

しかし、限られた選択肢ながら入手は可能です。その中からいくつか見繕ってみようと思います。

国内の店舗や通販で購入(2013年4月末時点)
  • IKDのBF用ハブや金澤輪業の74mmハブ
  • シマノ製Capreoハブダイナモ74mm幅
  • ヤフオクに出ているもの
IKDと金澤のものはどちらも6千円弱。
スポーク穴数の合うリムも一緒に売られています。

海外から購入(2013年4月末時点)
  • Kinetixフロントハブ
  • Novatec、喬伸など台湾メーカー製ハブ
  • マイナー系台湾製ハブ
  • その他
イチオシはなんといってもKinetixフロントハブ。重量わずか53gと驚異的な軽さを誇ります。シールドベアリング採用で性能は十分。ノバテック等の台湾メーカー製ハブも、性能面ではまったく問題ありません。入手に少々手間がかかるのが難点でしょうか。

ほかにもPhilwoodやSchmidt'sなど、高価な外国製ハブがいくつかあります。


当初はKinetixを購入候補にしていました。その圧倒的な軽さもさることながら、450台湾元(約1600円)という安さが魅力でした。

ところが輸入代行経由で問い合わせたところ、納品まで1か月以上かかるとの返事。商品を並べておきながら在庫がないというのは、ネット通販では良くある話ですね。

やむなくKinetixの購入はあきらめ、代替品として手配したのがこちらです。



無名の台湾製ハブ20Hです。(BITEX製かも?)価格はKinetixと同じ450元。送料と合わせて3200円ほどで手元に届きました。



バイクフライデー用のものと瓜二つです。重量も110gでほぼ同じ。Kinetixより重いものの回転は非常に滑らかで、これは良い買い物をしたと喜んでおりました。



ところがそんな最中に衝撃の事実が発覚。なんとO.L.Dが76mmだったのです!

ハブのプロファイルを測っていて気付きました。元サイトの説明には間違いなく74mmとあります。どうなってるんスかこれ。

そのあとヤフオクを見ていたら偶然にも、同じハブが出品されているではありませんか。そちらには76mmときちんと説明がありました。知っていたら買わなかったのにぃいいい!

今さら言っても仕方ありません。買ってしまったものはどうしようもないので、なんとか使えないか考えてみることにしました。

ルートのフロントフォークは鉄製です。2mmぐらいの差なら入るかも?と思って試してみたところ……入りました!



少しぐっと開きましたが、馬鹿力は必要なく、ほとんど無理なく取り付けできました。

どうやら使えそうだということが分かってひと安心。フォークが鉄製だったことも幸いしたようです。

このハブはバイクフライデーのものとは別物でしょうかね? 回転も素晴らしいし、見た目も重量もそっくりなんですが。

こんなことなら確かなところから買っておくのだった、というかすかな後悔の念を「まあいいか」のひとことで吹き飛ばし、次回はリアハブの入手と、ハブ軸の組み替えをお送りします!

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