ぽんたです。ルート号で車載動画に挑戦しました!
内容はといいますと……まずは下の動画をご覧ください! どうぞッ!
ということで、以下に補足などを少々。
撮影機材
車載カメラはソニーのHDR-AS15を使用しました。標準の防水ハウジングではなく、オプションのスケルトンフレームを使っています。
文字どおり骨組みだけのケースなので、前面のマイクにもろに風が当たってしまい、そのままでは盛大なノイズしか録音されません。なので、スポンジを切ったものをウインドジャマーにしてマイクの前にかぶせました。この状態で風切音は6割減というところ。
走行スピードにもよりますが、動画内のような街乗りの速度ならかろうじて実用範囲内でしょうかね。これ以上スポンジを厚くしようとすると、レンズとマイクの位置が近いために、映像に映り込んでしまうんですよね。
走行音や環境音はしっかり拾いつつ、風切音だけ減退させたいのであれば、外部マイクを使うのが良いと思います。
固定方法
カメラは、L字型のステーと自由雲台を介して、フレームのボトルケージ穴に固定しています。
一般に、自転車車載カメラを取り付ける場合、ハンドルやステムに固定することが多いと思うのですが、小径車では、フレームに固定したほうが見やすい映像になるようです。
小径車の場合、低速域ではどうしても小刻みなステアリングの動きが多くなってしまい、それに追随するように画面が移動すると、とにかく見ていて疲れます。その点、フレーム固定ならば、ステアリングの影響をかなり抑えることができます。
とはいえフレーム固定にも欠点はあります。
今回の場合、とにかくハンドルポストが邪魔! 映像中、前方の見通しが妨げられて、ちょっともどかしく感じることがあります。
L字ステーの横方向への突出し量を多くして前方の視界を確保することも可能ですが、こんどは車体の傾きの影響をより強く受けることになり、映像的にはむしろマイナスが大きいかもしれません。
さらに、ルート号ゆえの難点としては、固定できる場所が限られるというところでしょうか。折りたたみ小径車でも、たとえばDAHON DASHなら、トップチューブ、ダウンチューブ、シートチューブ、ヘッドチューブ等、固定可能な場所がいろいろありそうですが、ルートのフレーム形状ではかなり限定されてしまいます。
ルート号でも可能な他の取り付け場所としては、シートポストに固定するという手があります。いわゆる「コカンメラ」と呼ばれる方法です。が、脚の動きが大きく映って少々目障りという短所もあり、個人的にはあまり好みではありません。
撮影しながら走ってみる
車載動画の撮影といっても、脚にぶつけないようにするとか、カメラの存在が多少気になるという点を除けば、通常の走行となんら変わりはありません。タイヤの空気圧は、ある程度下げたほうが映像上の揺れが少なくなるようです。とくにアルミフレームの小径車では効果ありです。今回の車載動画撮影では、タイヤの空気圧を下限値まで落としています。空気圧上限で撮った映像と比べると違いは明らかでした。
普段細い高圧タイヤを履いているのであれば、撮影のときだけはエアボリュームの大きいタイヤに替えるのもいいかもしれません。
カメラの水平や上下角に注意
固定に自由雲台を使うと、カメラの方向を自在に決められて便利なのですが、反面、水平がうまく取れていないことがあります。最初のセッティングは慎重にしたほうが良いでしょう。 カメラはやや上向きがGOODです。けっこうおもしろいゾ!
やってみたいけど、わざわざ車載カメラを買うのもなぁ、という向きもあろうかと思いますが、ネットで公開するか否かに関係なく、自分の走行のクセや安全確認など、撮ってみてはじめて気づくこともあります。コンデジでも撮影は可能です。いろいろ興味深い部分も多いので、機会があったらぜひ挑戦してみてください!
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