ついに完成しましたルートカスタム! これはぜひとも写真に収めねばということで、試走も兼ねて行って参りました、近くの治水ダムです。
ダムといっても高い壁がそびえる山中のダム湖ではなく、土手でせき止められた沼のようなところ。比較的状態の良い道がこの沼の周囲を巡っており、一周約4kmと点検しながらの走行にはうってつけ。試走には都合の良い環境となっております。(地元クリテリウム大会の開催コースでもあります)
実走の前にまずは、スペック表と合わせて新生ルート号の晴れ姿をご覧ください。どうぞッ!
DAHON Route 2013年モデル カスタム版 スペック
重量 | 10.89kg |
フレーム | PY型, Dalloy aluminum, ViseGrip |
フォーク | Hi-Tensile Steel |
ヘッドセット | 1-1/8", アヘッド |
ハンドルポスト | Radiusタイプ |
ハンドルバー | Kalloy |
グリップ | Acorエルゴグリップ |
サドル | Dixnaアキレス |
シートポスト | BioLogic Zorin ポストポンプ φ33.9 |
Vブレーキ | Shimano Deore BR-M530 |
ブレーキレバー | Avid Speed Dial Ti |
フロントハブ | 台湾製ノーブランド 20H |
リアハブ | Shimano Tiagra FH-4600 32H |
リム | PowerTools (Weinmann DA17) |
スポーク | Pillar #14 ステンレス, 真鍮ニップル |
タイヤ | Schwalbe Marathon Racer 20"x1.50 |
チューブ | Schwalbe 6SV 仏式 |
リムテープ | Zefal コットンテープ 22mm |
クランクセット | Shimano Ultegra FC-6600 170mm 53T |
ボトムブラケット | Token TK878EX |
リアディレイラー | Shimano Tiagra RD-4600-SS |
シフトレバー | Shimano SL-R440-9 |
スプロケット | Shimano CS-HG50-9 11-25T |
チェーン | Shimano CN-HG53 |
ペダル | MKSプロムナードEzy |
スタンド | Nuvo |
マグネット | 純正 |
カスタム車とは思えない地味な仕上がりですが(笑)、見た目はけっこう気に入っています。YEAH号などを見てもそうなんですけど、結局この手のまとまりが好みなんだなと、自分の嗜好をあらためて再認識しました。
いざ試走へ!
ピカピカの晴れ姿をひと通り写真に収めたあとは、いよいよ試走に向かいます!感触を確かめながらコースを3周ほど走ったところで、パラパラと雨が降り出したため、あずま屋に一時避難。自販機のドリンクでひと息入れて、ここまでの感触を反すうしてみました。
まず印象に残ったのは、その身軽さです。踏めばスッと前に出て、次の入力はまだかとルート自身が先回りして待ち構えているような、小気味よい機敏さがあります。
硬めのフレーム、剛性の増したクランク周り、スムーズな回転系、転がりの良い新品のタイヤなど、複数の要素が一体となった結果なのでしょう。想像以上というか、少々驚きました。改造してみるものですね。
スピードの持ちが良くなったところも好印象。ウン万円もする高級パーツじゃなくていいんです。しっかりしたハブやタイヤに換えるだけでも、十分な効果を実感できます。
ちなみに今回使用したフロントハブには、北日本精機のベアリング(EZO)が使われていました。
回るホイール、転がるタイヤ、堅固なクランク周り。このあたりはルートを改造するうえで重要になりそうです。
一方の乗り味は、思ったほどゴツゴツではない感じ。とはいえやはり硬いことは間違いなく、YEAH号と比べれば明らかにハードですが、腕にくるとか、そういった兆候はありませんでした。
太めのタイヤを選択したことも功を奏しました。1.50幅と厚めのトレッドのおかげで、路面から伝わるショックが穏やかになっているようです。やはりルートには、見た目だけでなく乗り味の面でも太いタイヤが合っていますね。
天候の都合もあり13km程度の走行にとどまりましたが、カスタムの効果を身をもって実感し、うれしい試走となりました。
というわけで、6月の雨間に更なるカスタムを夢見つつ、新生ルート号のファーストインプレッションでした!
Routeに6万近い改造費用か
返信削除匿名さんこんばんは!
削除いい読みですねー^^
ざっと計算してみたところ5万5千円ぐらいでした。
記事をひとつ使って費用のまとめをしようと思っていたのですが、
先を越されてしまいました(笑)
のちほどぜひそちらの記事もご覧ください!
はじめまして~
返信削除Route完成おめでとうございます(^_^)
私は28000円のミニベロに10万掛けた、ミニベロバカです(笑)
Routeも乗ってるんですが、Dnpの7速スプロケとBB交換ぐらいですね。
クランクセットもダブルのインナー外しで装着したんですが、BBで調整したりしてもチェーン外れに悩まされてノーマルに戻しました(^_^;)
これからも、進化するRoute君!期待してます!
紫士郎さんはじめまして!
削除そうなんですよねー、
知らず知らずのうちに改造費用がかさんでいくという・・・。
しかし単にモノの対価というだけでなく、
いじる楽しみもありますからね。
むしろそっちのほうが大きかったりして(笑)
DAHONはチェーン落ちの症状が多いみたいですねー。
ライセンス車のYEAH号も外に落ちる症状が改善せず、
自作のチェーン落ち防止デバイスを付けてしのいでいました。
このRouteでは今のところ大丈夫のようです。
紫士郎さんもRouteを所有されているとのことなので、
ここはぜひRouteのほうも大改造しちゃいましょう!
改めて見ると、完成車のような佇まいですね!
返信削除巧くまとまっててとても素敵です笑
駆動系一新でとても気持ちよさそうな走行感なんですね、一度乗ってみたい笑
かかった費用にも興味あるので、次の記事も期待しています!
ありがとうございます!
削除性能だけじゃなく見た目もお気に入りじゃないと、
乗っていてもイマイチ楽しめないですもんね。
その点、今回は自分好みに仕上げることができて良かったです。
駆動系の効果に関しては本当にびっくりしました。
正直、折りたたみ自転車にクランク周りの剛性などは
あまり意味がないとたかをくくってたんです。
だってフレームやハンドルポストが折れる自転車だよ?と。
ところが実際組み付けてみたら段違い!
あっさり考えを改めました(笑)
こうして一段落ついてから、かかった費用を振り返るというのは、
夢見心地から急に現実に引き戻されるような
なんとも言えない複雑な気持ちですが、
ここはしっかりまとめておこうと思います。