DAHON Route カスタマイズ #14 新生ルート号カスタム版 完成! 初乗り&インプレ


ついに完成しましたルートカスタム! これはぜひとも写真に収めねばということで、試走も兼ねて行って参りました、近くの治水ダムです。

ダムといっても高い壁がそびえる山中のダム湖ではなく、土手でせき止められた沼のようなところ。比較的状態の良い道がこの沼の周囲を巡っており、一周約4kmと点検しながらの走行にはうってつけ。試走には都合の良い環境となっております。(地元クリテリウム大会の開催コースでもあります)

実走の前にまずは、スペック表と合わせて新生ルート号の晴れ姿をご覧ください。どうぞッ!

DAHON Route 2013年モデル カスタム版 スペック


重量 10.89kg
フレーム PY型, Dalloy aluminum, ViseGrip
フォーク Hi-Tensile Steel
ヘッドセット 1-1/8", アヘッド
ハンドルポスト Radiusタイプ
ハンドルバー Kalloy
グリップ Acorエルゴグリップ
サドル Dixnaアキレス
シートポスト BioLogic Zorin ポストポンプ φ33.9
Vブレーキ Shimano Deore BR-M530
ブレーキレバー Avid Speed Dial Ti
フロントハブ 台湾製ノーブランド 20H
リアハブ Shimano Tiagra FH-4600 32H
リム PowerTools (Weinmann DA17)
スポーク Pillar #14 ステンレス, 真鍮ニップル
タイヤ Schwalbe Marathon Racer 20"x1.50
チューブ Schwalbe 6SV 仏式
リムテープ Zefal コットンテープ 22mm
クランクセット Shimano Ultegra FC-6600 170mm 53T
ボトムブラケット Token TK878EX
リアディレイラー Shimano Tiagra RD-4600-SS
シフトレバー Shimano SL-R440-9
スプロケット Shimano CS-HG50-9 11-25T
チェーン Shimano CN-HG53
ペダル MKSプロムナードEzy
スタンド Nuvo
マグネット 純正



カスタム車とは思えない地味な仕上がりですが(笑)、見た目はけっこう気に入っています。YEAH号などを見てもそうなんですけど、結局この手のまとまりが好みなんだなと、自分の嗜好をあらためて再認識しました。

いざ試走へ!

ピカピカの晴れ姿をひと通り写真に収めたあとは、いよいよ試走に向かいます!


感触を確かめながらコースを3周ほど走ったところで、パラパラと雨が降り出したため、あずま屋に一時避難。自販機のドリンクでひと息入れて、ここまでの感触を反すうしてみました。

まず印象に残ったのは、その身軽さです。踏めばスッと前に出て、次の入力はまだかとルート自身が先回りして待ち構えているような、小気味よい機敏さがあります。

硬めのフレーム、剛性の増したクランク周り、スムーズな回転系、転がりの良い新品のタイヤなど、複数の要素が一体となった結果なのでしょう。想像以上というか、少々驚きました。改造してみるものですね。



スピードの持ちが良くなったところも好印象。ウン万円もする高級パーツじゃなくていいんです。しっかりしたハブやタイヤに換えるだけでも、十分な効果を実感できます。

ちなみに今回使用したフロントハブには、北日本精機のベアリング(EZO)が使われていました。

回るホイール、転がるタイヤ、堅固なクランク周り。このあたりはルートを改造するうえで重要になりそうです。



一方の乗り味は、思ったほどゴツゴツではない感じ。とはいえやはり硬いことは間違いなく、YEAH号と比べれば明らかにハードですが、腕にくるとか、そういった兆候はありませんでした。

太めのタイヤを選択したことも功を奏しました。1.50幅と厚めのトレッドのおかげで、路面から伝わるショックが穏やかになっているようです。やはりルートには、見た目だけでなく乗り味の面でも太いタイヤが合っていますね。



天候の都合もあり13km程度の走行にとどまりましたが、カスタムの効果を身をもって実感し、うれしい試走となりました。

というわけで、6月の雨間に更なるカスタムを夢見つつ、新生ルート号のファーストインプレッションでした!

6 件のコメント :

  1. Routeに6万近い改造費用か

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    1. 匿名さんこんばんは!
      いい読みですねー^^
      ざっと計算してみたところ5万5千円ぐらいでした。
      記事をひとつ使って費用のまとめをしようと思っていたのですが、
      先を越されてしまいました(笑)
      のちほどぜひそちらの記事もご覧ください!

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  2. はじめまして~
    Route完成おめでとうございます(^_^)
    私は28000円のミニベロに10万掛けた、ミニベロバカです(笑)
    Routeも乗ってるんですが、Dnpの7速スプロケとBB交換ぐらいですね。
    クランクセットもダブルのインナー外しで装着したんですが、BBで調整したりしてもチェーン外れに悩まされてノーマルに戻しました(^_^;)
    これからも、進化するRoute君!期待してます!

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    1. 紫士郎さんはじめまして!

      そうなんですよねー、
      知らず知らずのうちに改造費用がかさんでいくという・・・。
      しかし単にモノの対価というだけでなく、
      いじる楽しみもありますからね。
      むしろそっちのほうが大きかったりして(笑)

      DAHONはチェーン落ちの症状が多いみたいですねー。
      ライセンス車のYEAH号も外に落ちる症状が改善せず、
      自作のチェーン落ち防止デバイスを付けてしのいでいました。
      このRouteでは今のところ大丈夫のようです。

      紫士郎さんもRouteを所有されているとのことなので、
      ここはぜひRouteのほうも大改造しちゃいましょう!

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  3. 改めて見ると、完成車のような佇まいですね!
    巧くまとまっててとても素敵です笑

    駆動系一新でとても気持ちよさそうな走行感なんですね、一度乗ってみたい笑

    かかった費用にも興味あるので、次の記事も期待しています!

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    1. ありがとうございます!
      性能だけじゃなく見た目もお気に入りじゃないと、
      乗っていてもイマイチ楽しめないですもんね。
      その点、今回は自分好みに仕上げることができて良かったです。

      駆動系の効果に関しては本当にびっくりしました。
      正直、折りたたみ自転車にクランク周りの剛性などは
      あまり意味がないとたかをくくってたんです。
      だってフレームやハンドルポストが折れる自転車だよ?と。
      ところが実際組み付けてみたら段違い!
      あっさり考えを改めました(笑)

      こうして一段落ついてから、かかった費用を振り返るというのは、
      夢見心地から急に現実に引き戻されるような
      なんとも言えない複雑な気持ちですが、
      ここはしっかりまとめておこうと思います。

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