DAHON Route(2013)を徹底チェック! シフター&リアディレイラー編



ぽんたです。DAHON Route(2013)を徹底チェック! 今回はシフトレバーとリアディレイラーを見て行きます。

重量
シフトレバー 104g (ワイヤー含む)
リアディレイラー 284g (固定ボルト含む)



シマノ製6速サムシフターSL-TX50-6Rです。プラスチック感あふれる安価な製品ですが性能は十分。簡単操作で見た目もスマートと大きな不満はありません。

基本的に親指だけで操作するシフターなので、人差し指も使うラピッドファイヤーシフターに慣れた身だと、ちょっともどかしく感じるかもしれません。

交換を考える場合、同じく安価な製品に6速用グリップシフターがあります。グリップを握ったままの感覚でぐりぐり変速操作ができたり、両方向に一気に変速できたりと長所も多いのですが、野暮ったさはいかんともしがたいところ。

このあたりは好みの問題になりますが、6速で行くならサムシフターで十分かなと思います。



リアディレイラーはおなじみ、TourneyことRD-TY18-SSです。ひとくちにターニーといっても複数のモデルがありまして、このRD-TY18はターニーの中でも最もベーシックなタイプ。

安価な自転車の後変速機にはたいていこれが使われており、自転車にあまり興味がない人でも一度は目にしたことがある製品じゃないでしょうか。

これは裏を返せば信頼の証。新品で買うと600円ほどのRDですが、その働きは十分なものです。一応スペックも記しておきますと、

RD-TY18-SS
  • スピード 6
  • トータルキャパシティー 28T
  • リア最大ギア 28T
  • リア最小ギア 14T
  • フロント歯差数 13T
となっております。最後のSSというのはショートケージを意味しています。このほかGSと付くロングケージモデルがあります。

ルートはフロントギアが1枚なので、ケージの違いや、トータルキャパシティー、フロント歯差数はとりあえず置いておきまして、残りの項目を見てみます。

対応スピードは6速となっていますが、実際のところ7速でも使えます。それどころかたぶん8速でもいけるはずです。RDは基本的にシフターからの指示を忠実に実行するだけなので、シフターを6速用から7速用に替えれば、RDも7速として機能します。別の自転車ですが、私も一時期このRDを7速で使っていたことがあります。

対応する最大/最小歯数ですが、最小ギアに関しては、これまた対応スペックから外れても使うことが出来ます。7速で使っていたとき、合わせて使用していたスプロケットの最小歯数は11Tでした。シマノ推奨外の組み合わせですが変速自体は可能でした。

一方最大ギアは28Tを上限として守らざるを得ないようです。RD-TY18の機械的な動きの範囲を超えてしまいます。(そのままで問題なく動く場合もあり)

シマノとしては、製品に一定の使用条件を与えることで安定した性能を発揮できるようお膳立てしているわけですが、その境界線は絶対的なものではなく、少々外れても機能することがあります。もちろん使えない場合もあります。

ただ、私としてはこうした使い方をおすすめはしません。ストレスのない安定したパフォーマンスを望むのであれば、やはりシマノ推奨の条件下で動かすのが最適。条件を外れての使用は、安全性も含めてすべて自己責任ということになります。

ともかくも、6速(最大ギア28T)のままならRD-TY18-SSで十分。交換は変速系を一新するときと考えて良いと思います。

以上、DAHON Route(2013)を徹底チェック! シフター&リアディレイラー編でした。

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