DAHON Route カスタマイズ #21 ダホン ルート カスタム完了


購入から3年半の時を経て、ついに完成しました、DAHON Route 2013 カスタムモデル! あらためて詳細をご紹介します。

DAHON Route 2013 カスタムモデル スペック

モデル名 DAHON Route
年式 2013年
重量 11.24kg
フレーム PY型, Dalloy aluminum, ViseGrip
フォーク Hi-Tensile Steel
ヘッドセット Litepro H71
ハンドルポスト Dahon Radius
インナーポスト T-bar
ステム Tern Andros 65mm
ハンドルバー KALLOY AL-006
グリップ Ergon GP1 (S)
サドル Dixna アキレス
シートポスト Litepro A61
シートポストクランプ Turtleneck SeatPost Collar
Vブレーキ Shimano Deore BR-M530
ブレーキレバー Shimano Deore BL-M590
フロントハブ 台湾製ノーブランド 20H
リアハブ Shimano Tiagra FH-4600 32H
リム PowerTools (Weinmann DA17)
スポーク Pillar #14 ステンレス, 真鍮ニップル
タイヤ Schwalbe Marathon Racer 20"x1.50
チューブ Schwalbe 6SV
リムテープ Zefal コットン
クランク Shimano Ultegra FC-6600 170mm
チェーンリング Litepro 50T Narrow-Wide
ボトムブラケット Token TK878EX
リアディレイラー Shimano Tiagra RD-4600-SS
シフトレバー Shimano SL-R440-9
スプロケット Shimano CS-HG80-9 11-28T
チェーン Shimano CN-HG93
ペダル MKS プロムナードEzy
スタンド GIZA ダブルレッグセンタースタンド
マグネット DAHON純正
ボトルケージ ミノウラ AB100-4.5



第1次カスタム完了時の姿と比較すると、見た目には大きな変化はありません。 地味な様子もそのままです。結構自覚しているところもあるんですけども、どうも遊びごころのようなものが足りないようです。

そんな代り映えのしない外観とは打って変わって、基本的な操縦性はかなり向上しました。とりわけAndrosステムの導入が大正解!ステアリングの不快な挙動が抑えられて、操舵が見違えるほど良くなりました。ステムの取り付けはイチ押しの改造ポイントですよ。

重量は、残念ながら10Kg台を維持できませんでした。まあダブルレッグスタンドを付けている時点で、軽量化など放棄したも同然ですよね。

やり残したカスタムはある?

これと言ってやり残したことはないのですが、10速にすべきだったかなと思うことはあります。リアを9速と決めた時点では、まだフロントダブル化の夢を捨てていませんでした。前が2枚なら後は9枚で十分という算段があり、価格面や手持ちパーツの活用など、他のメリットも考慮したうえでの選択でしたが、結果的にはちょっと失敗でした。

アルミ製フロントフォークへの交換も、最後まで本気で考えていた改造のひとつでした。交換作業も簡単で軽量化にもつながるし、製品の価格も5千円弱と手ごろです。ただ、ルートのクラウドホワイトとは色味が合わないようで、それもどうかという気がして、結局やめにしました。

カスタムベースとしてのDAHON Route

2014年モデルまでのダホンルートには、改造に向かない部分も多々ありました。しかし、2015年モデル以降のルートはリアエンド幅が130mmに刷新されており、ヘッドチューブにトラス用の固定穴が付くなど、カスタムへの対応力が格段に増しています。市販のリアハブやダホン用ホイールセットをそのままポンと使えるようになったのは、ルートにとってものすごく大きいことです。

改造ベース車として不適格な点があるとすれば、フロントダブル化へのハードルが高いことでしょう。ダブル化そのものはけっして不可能ではなく(*現状、2014年までのモデルに限る)、コメント欄でも貴重な情報をいくつもいただきました。

ですが、実際にその改造を施すとなるとやはりそれなりの困難が伴い、妥協や切り捨てを迫られる部分も出てきます。ショップに丸投げして解決できるのならそれもありですが、フロントダブル化を必須と考えているのであれば、素直に他モデルの購入をオススメします。

ルート号改造計画完了

もともと身の丈に合ったカスタムが希望でしたし、これ以上の改造はとくに考えていません。ブルホーン化やドロハン化、451化などの予定もなし。いずれ時期が来たらタイヤを太いものに交換したい、ということぐらいが今の望みです。あとは消耗品の交換や定期メンテナンスですかね。

これまでの過程を振り返ってみれば、素人ゆえの見通しの甘さや力不足なども祟って、必ずしも思いどおりに行かなかったところもありました。まさに下手の横好きとも言うべき3年半でしたが、最後はどうにか形になったのではないかと思います。

そんなわけでルート号改造計画も今回が最終回です。長らくのお付き合い、ありがとうございました。

12 件のコメント :

  1. ブログをずっと拝見させていただいていた者ですがいつも楽しく見させていただきました。ありがとうございました。

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    1. rootpenguinさん、
      このようなブログにお付き合いいただき、ありがとうございました!
      自転車って本当に楽しいものですよね。
      これからもどうぞ充実した自転車ライフをお過ごしください!

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  2. こんにちは。自分もぽんたさんと同じ2013route白に乗ってます。ここには一昨年にBBの右ワン外しの検索で来ました。ちなみにボルト・ナット工法(笑)でなんとか外せました。routeを買ってから初めて自転車をいじるようになったので、参考に出来るほどの経験とスキルがなく、リアの7速化くらいしか出来ませんでしたが、見た目はフロント60Tのリア14T-34T(メガドライブ)で友人曰くけっこうインパクトがあるらしいですw。まるで自分のrouteが進化していくような気持ちでブログを拝見させて頂いておりましたが、完成されたということで、お祝いとともに目標にさせていただきます。また次の何かを期待しています。長々と失礼しました。

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    1. 匿名さん、こんばんは!
      2013ルート乗り、しかも同じクラウドホワイトとは嬉しい限りです。
      自力で右ワン外しをクリアしたということですので、
      これはもうエリートルート乗りを自称して問題ないレベルですよ(笑)
      手を焼く人も多い難関ですからね、あの箇所は。
      お持ちのルート号も個性的な仕上がりで、かなり良さそうですね。
      私の自転車はどうも地味なので、目標などと言わず、
      ガンガン踏み越えて行ってください(笑)
      このブログもまた更新することもあるかもしれませんが、
      まあ便りがないのが良い知らせということで。
      長らくのお付き合い、ありがとうございました!

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  3. ぽんたさん、Route改造お疲れ様です。
    自分の2012Routeを改造するに辺り、ぽんたさんのブログを参考にさせていただいたこと感謝いたします。
    ありがとうございました。

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    1. これまでもたびたびコメントをいただいたガンマさん!
      こちらこそ、いろいろありがとうございます。
      同じルート乗りにそう言ってもらえると嬉しいですね。
      これからもルート号に乗って楽しく走っていきましょう!

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  4. ぽんたさん、こんばんは。
    お元気にされていますか?

    Routeのフロントダブル化について、情報の補足があったのでお伝えしたいと思い、
    書き込ませていただきました。

    Routeの2015年以降のモデルについてですが、リアディレーラーへワイヤーの取り回しが変更となっているため、私が以前書き込ませていただいたパーツではワイヤーとディレ-ラーマウントが干渉してダブル化できないことが解りました。

    奥様が2015Routeを購入されたMetro乗り(先輩)からの情報ですが、他の来訪者の迷惑になるといけないのでこの場を借りて補足させていただきます。

    それでは失礼致します。

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    1. ガンマさん、こんばんは!
      ご無沙汰しております。
      フロントダブル化に関する貴重な情報ありがとうございます!
      いま画像を確認してみたところ、確かに2015年モデルから、ケーブルアウターガイドの位置がシートチューブに変わってますね。迂闊にもまったく気づきませんでした。この位置にこのような突起物があると、ダブル化はかなり厳しいですよね?
      記事で「2015モデル以降ならフロントダブル化に挑戦するのもいいかも」なんて書いてしまいましたが、これは厳しい……。
      記事を参考に挑戦したけど無理だったという方がいましたら、本当にごめんなさい。不確実な内容で申し訳ないことをしてしまいました。
      さっそく訂正して追記を書き加えておきます。しかしそうなると、フロントダブル化のチャンスがあるのは2014年モデルまでということになってしまうのでしょうか……。

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  5. ぽんたさん、こんばんは。
    お元気そうで何より(^^)

    これは訂正しておかないとブログ主のぽんたさんにも迷惑が掛かると考え、訂正させていただきました。

    今のところ、2015年以降のモデルではダブル化は不可・・・ということになりますね。

    また何か情報がありましたらご連絡させていただきます。

    突然の書き込み失礼いたしました。

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    1. いや助かりました。
      2015年以降のモデルがすでに手元にある方なら、ダブル化を検討する段階で位置の違いに気づくかもしれませんが、記事を読んで「よしダブル化しよう!」と決めてからルートを買った方の場合、「話が違うじゃないか(怒)」となってしまいますものね。
      記事の公開からずいぶん時間が経っていますが、ともかくもガンマさんのおかげで情報を訂正できてよかったです。ありがとうございました。
      また何かありましたらぜひ!

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  6. Metro乗りの先輩は、自分の紹介したパーツでMetroをフロントダブル化していたんですが、そのパーツを使用して2015Routeのフロントダブル化を試そうとしたところで不具合に気づいたそうです。
    幸いなことに先輩は金銭的なダメージを負っていませんが、同じように試した方がいないことを心から祈ります(汗)

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    1. なるほど、そのようないきさつだったのですね。
      もし2015年以降のモデルで試して無駄になった方がおられましたら、たいへん申し訳ございませんでした。年式によって細部が異なるのは承知していたのですが、まさかケーブルガイドの溶接位置が変更になっているとは気づきませんでした。
      ケーブルルーティングを見ると、現行のガイド位置のほうがケーブルがスムーズに導かれているので、今後のモデルで2014年以前のガイド位置に戻ることはなさそうですねぇ……。残念。

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